こんにちは、ひーちゃんです。
2019年5月21日、ルノー新型メガーヌR.S.トロフィーRがニュルブルクリンクでFF最速の記録を更新しましたね。
ルノーはフランスに本社を置く自動車製造会社です。
様々な車との競い合いの末、現在FF最速に返り咲いたのですが、そもそも日本人である私たちはメガーヌという車をあまり知らないという方が多いのではないでしょうか。
そのような方のために、今回は新型メガーヌR.S.トロフィーRがニュルブルクリンクでFF最速の座を取り戻すまでの戦いを簡単にご紹介します。
題して、『復活の「M」』と名付けました!笑
出典:ドラゴンボール (巻20) (ジャンプ・コミックス)
これを読み終わった頃にはすっかりメガーヌの魅力に取り込まれているでしょう。
メガーヌはルノー・19の後継モデルとして発売された車です。
2代目(2004年)からはルノー・スポールが開発を手掛ける高性能版のR.S.が追加されました。
それにより、メガーヌはモータースポーツとの繋がりを強くイメージさせるシリーズになったそうです。
メガーヌ R26.Rからニュルブルクリンクへの挑戦が始まる
2004年にルノーのモータースポーツ部門である通称“RS”が追加され、2.0L ツインスクロールターボのエンジンを搭載しています。
さらに4年後の2008年に発売された450台限定のR26.Rでは123kgもの軽量化を果たし、ドイツのニュルブルクリンクでFFの市販車最速となる8分17秒の記録を作りました。
ここからニュルブルクリンクへの挑戦が始まりました。
メガーヌ R26.R 出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ルノー・メガーヌ#/media/File:Renault_Megane_Sport_R26.R_at_British_International_Motor_Show_2008.jpg
最高出力224ps、最大トルク30.6kg·m
世界と戦ったメガーヌ R.S. 275トロフィーR
2011年6月、限定500台のR.S.トロフィーが発売。
その3年後、2014年6月、限定250台のR.S. 275トロフィーRが発売されました。
このR.S. 275トロフィーRがニュルブルクリンク北コースで、当時FF最速だったセアト・レオン クプラ280のタイムを4秒上回る、7分54秒36で記録を更新しました。
セアト・レオン クプラ280 出典:http://livedoor.blogimg.jp/motersound/imgs/4/e/4e5dbb5d.jpg
メガーヌR.S. 275トロフィーR 出典:https://clicccar.com/2014/07/07/260908/meganers275015/
最高出力275ps、最大トルク360N·m、0-100km/h加速:6秒
その後の2015年3月、ホンダ・シビックタイプR(FK2型)がニュルブルクリンク北コースで7分50秒63を記録し惜しくもFF最速を譲ることに。
ドラゴンボールでいうとこんな感じだったでしょう↓↓
フリーザ 出典:ドラゴンボール (巻27) (ジャンプ・コミックス)
その後もフォルクスワーゲン・ゴルフGTIクラブスポーツSなど、FF最速の座が入れ替わっていましたが、再びホンダ・シビックタイプR(FK8型)が7分43秒80を記録し、FF市販車世界最速を更新。
ホンダ・シビックタイプR(FK8型) 出典:https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2018/02/05/faea141aa9ab2a8ccf7e5cab5e84483fa00a8647_large.jpg#lz:xlarge
新型メガーヌ R.S.トロフィーRが記録を更新
2019年5月21日に発表された新型メガーヌR.S.トロフィーRは2019年以内に台数限定で発売予定になっています。
この新型メガーヌは、
- 最大130kgの軽量化。
- 1.8リットル直4ターボは最大出力300hp、最大トルク42.8kgm。
の改良を行いました。
その結果、最大のライバルであるホンダ・シビックタイプRの記録を約3秒上回る、7分40秒100のラップタイムを記録。
再びFF最速の座を取り戻しました。
新型メガーヌ R.S.トロフィーR 出典:https://response.jp/article/img/2019/05/22/322622/1419279.html?from=arrow-prev
まとめ
今回は、メガーヌのFF最速への復活のお話しました。
ドラゴンボールでいうとこんな感じでしょう↓↓
出典:映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』
この車を全く知らなかった方にも、少しは親しみを感じてもらえたのではないかと思います。
メガーヌはサーキットでのタイムトライアルでも意欲的で、特にニュルブルクリンク北コースでのFF市販車の最速記録に強い拘りを持っているようなので、今後もサーキットで活躍してくれることでしょう。
ただ少し残念なのは、このような素晴らしい車が台数限定での発売になるということです。
ホンダ・シビックタイプRもニュルブルクリンクの記録を更新した実績によって、日本のみならず、世界的の多くの方の興味を浴びてきました。
せっかく素晴らしい車を作っているので、台数限定でしか販売されないのは少し寂しい気持ちがあります。
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