フルモデルチェンジされてから販売台数を伸ばしたのが新型カムリ。
発売されてからの販売台数は、前モデルの7倍という数値を3ヶ月間もキープしたという凄い実績があります。
このように大人気になった理由として、スポーティでアグレッシブになったデザインがありますがそれだけではありません。
今回は、もう1つの理由である燃費について掘り下げていきます。
カムリの燃費はエンジンで改善された話
旧型カムリでも23.4km/Lというように燃費は良かったのですが、フルモデルチェンジにともない33.4km/Lという大幅なアップをみせました。
エンジンも2.5L+モーターと変わらず、車体も大きいままです。
なぜそれこれほどまでに燃費を大幅に向上させることができたかというと、最大熱効率41%のTNGAエンジンにプリウスでも採用されている「THSⅡ」を採用しているからです。
エンジンに入ってくる空気と燃料の混合気の改善、バルブタイミングの動かし方を検討し、出力を上げつつ燃費の良い、高効率なエンジンに仕上がっています。
みんなの実燃費 SNSの反応は?
カムリ1ヶ月後の燃費です。
ディーラーのおじさんが、燃費はじわじわ上がってくるからと言ってました^_^ pic.twitter.com/VK63HsSnuW— 鉾の柄 (@UsYRPpBSryzg0Pc) 2019年5月29日
#これを見た人は星5つで愛車の自己採点をする
車名:カムリ
加速性:★★★★
最高速:★★★
旋回性:★★★★
実燃費:★★★★★
排気音:★
高級感:★★★★
積載性:★★★★
モテ度:★★★
知名度:★
コスパ:★★★ pic.twitter.com/g5mgariY9d— うーちゃん* (@WhiteQueen_01) 2019年5月25日
昨日のMT後 嫁と笛吹市内で一泊し早朝からほったらかし温泉へ♨️最高の天気に恵まれたのでそのまま定峰峠⛰を走り抜けて千葉へ下道バック🚘2日間で600km弱走ったカムリくん。なんと帰りは山梨から驚異の燃費27.2km/L🥺🥺🥺優秀過ぎる💯 @j_tohge #ジャパン峠プロジェクト#定峰峠 #峠の茶屋 pic.twitter.com/HU6bygzUhr
— 燎。 (@axvh747) 2019年4月15日
セダンの燃費を比較
順位 | 車種 | 排気量 | 燃費(JC08) |
1 | トヨタ プリウス | 1800cc | 34.0~40.8km/L |
2 | ホンダ インサイト | 1500cc | 31.4km/L |
3 | ホンダ グレイス | 1500cc | 31.4~34.8km/L |
4 | ホンダ アコード | 2000cc | 30.0~31.6km/L |
5 | トヨタ カムリ | 2500cc | 28.4~33.4km/L |
6 | マツダ アクセラ ハイブリット | 2000cc | 27.0~30.8km/L |
7 | フォルクスワーゲン パサート | 2000cc | 20.6km/L |
8 | メルセデスベンツ Eクラス | 2000cc | 21.0km/L |
9 | トヨタ クラウン | 2500cc | 23.4~24.0km/L |
10 | BMW 3シリーズ | 2000cc | 21.4km/L |
セダンの燃費を比較すると、低燃費の車両のほとんどは2000cc以下なものが多いことが分かります。
しかしカムリは2500ccの排気量を持ちながらこの燃費を実現しています。
これは普段はエコな走りをみせ、パワーが欲しいときにはその力を発揮できるように、ドライバーの要求に応じて出力をコントロールできるようになっていると言えますね。
そこもまた、カムリが人気な理由の一つでしょう。
まとめ
フルモデルチェンジによってかっこよくなっただけではなく、こんなに大きな車体なのに30km/Lを越すとは本当に驚かされました。
これならカムリの売り上げが伸びたのにも納得できるでしょう。
今では徐々に若者がカムリを乗る姿が多くなっているので、今後のカムリにも期待できそうですね。
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