車が欲しいんだけど、もうちょっと安くならないかなぁ~。
ディーラーさんに値引きをお願いするとおトクに買うことができるよ!
そうだったんだ!
僕もディーラーさんにお願いしてみよっと!
新車を安く購入したいとなると迷わず実施してほしいのが”値引き交渉”です。
現在では新車を購入する際、値引き交渉をするのが当たり前になっています。
大きな買い物をするので、安い価格で購入できるなら嬉しいですよね。
そこで気になってくるのが”値引額”ではないでしょうか。
ある程度の値引き額であれば、快く受け入れてくれるでしょう。
しかし、ディーラーさんも商売をしているので、いつでも大幅な値引きをしてくれるわけではありません。
え!
じゃあ、どうしたらたくさん値引きをしてくれるの?
まっきー、おちついて。
大丈夫だから。
実は”大幅値引きをしてくれやすい時期”が存在するのです。
今回は安く購入できる可能性が高い時期をまとめましたので、ぜひ新車購入前の情報としてお役立て下さい。
本当に値引き額が多くなりやすい時期はあるの?
まず最初に疑問に思うのが、「本当に値引き額が大きくなりやすい時期はあるの?」ということではないでしょうか。
もし本当に値引き額が多くなりやすい時期があるとするなら、多くの方がその時期に合わせて車を購入するはずですよね。
それを表しているのが下のグラフです。
参考:般社団法人日本自動車販売協会連合会
このグラフは、普通乗用車の登録台数を月ごとに表したグラフになります。
見ての通り、登録台数が多い月と少ない月があるのが一目瞭然ですね。
なぜこのように登録台数が偏る月があるかというと、
- ディーラー側が多くの車を登録したい時期(3月、9月)
- お客さんが車の購入を検討する時期(6月、7月)
があるからなんです。
しかし、
お客さんも”お得感”がなければそう簡単に車の購入までは至りません。
そこで、
車を買ってもらい易くするために、普段より値引き額を引き上げて”お得感”を出すのです。
このように”ディーラー側の要求”もしくは”お客さん側の要求”のどちらかが強い時期がディーラーにとっても多くの車を販売できるチャンスになり、お客さんにとっても安く車を購入できるチャンスであるのです。
win-winの関係になりやすい時期があるんだねぇ~。
この時期なら、僕でも交渉しやすいかも。
この時期は積極的に値引きをお願いしたいね。
ではなぜ、『ディーラー側が多くの車を登録したい時期』や『お客さんが車の購入を検討をする時期』があるのでしょうか。
この2つの時期の裏事情を覗いてみましょう。
ディーラーが多くの車を登録したい時期は?
ディーラーが値引きしてでも売りたい時期はいつかというと、決算期に当たる”3月と9月”です。
この時期は決算日に向けて最後の追い込み時期になるので、自動車メーカーは1台でも多く販売して営業成績を伸ばしたいと思っています。
それを行うには自動車ディーラーの助けが必要です。
しかし自動車ディーラーに対して
「車をたくさん売ってよ!」
といったところで、
「そんなに簡単じゃないんだ!無茶苦茶なこというなよ!」
と言われてしまいます。
ではどうするかというと、
「取り決めた台数を販売してくれれば通常より多いインセンティブを出すよ!」
というように、インセンティブの増額を行います。
もちろん、取り決めた台数を販売できなければインセンティブを増額してくれなくなってしまうので、大幅な値引きをしてでも車を売りたいと思うのです。
決算期には値引き額が大きくなりやすい分、営業マン個人のノルマも通常より多く設定されてしまっています。
営業マンにとってもノルマ達成が簡単ではない時期なので、「値引きをしてでも車を買ってくれるなら」と思うのです。
月末までに登録を完了したいため、前月の月末ごろまでであれば営業マンも大幅値引きに応じてくれる可能性の高い時期になります。
ですので、遅くても前月半ばには商談を開始し、前月月末までに成約できるようにすることをオススメします。
以上の理由から決算期である3月に車両登録が可能な場合は大幅値引きがされやすく狙い目ということになります。
ちなみに、9月にも中間決算期があるので値引き額は多くなり易い傾向ではありますが、3月ほどの大幅値引きはされないでしょう。
車両の納期を1カ月と仮定すると、3月に車両登録をする場合は2月中の商談、9月に車両登録をする場合は8月中の商談が良いということになります。
お客さんが車の検討をしやすい時期は?
お客さんが大きな買い物をしやすい時期には、車の購入を検討する場合もでてくるのではないでしょうか。
ではどのようなときに大きな買い物を考えるかというと、応えは簡単。
「ボーナス支給後」です。
確かに!
僕もボーナスが入ったら普段変えないものを買ってしまう。
一般的な方のボーナス支給月は、夏期では6~7月、冬期では12月になります。
しかし冬期には支出が多いクリスマスやお正月などがあったり、年末になるにつれて忙しくなる方も多く時間も少なくなりがちであるため、車の検討を考える方が多いのは夏期ボーナス支給後である6~7月といえます。
年末はお年玉をあげたり、大掃除をしたり、いろいろと大変だなぁ。
金と時間に余裕をつくりにくい時期だよね。
ディーラーはそれに合わせて大幅値引きに応じやすいため、ボーナス支給後である”6,7月”が交渉の狙い目ということになります。
モデルチェンジが発表された車種は値引き額が大きくなり易い
車のモデルやグレード、カラーにこだわりのない方にオススメなのが、モデルチェンジが発表された車種になります。
モデルチェンジが発表されると世間の目はモデルチェンジ後に向けられるのです。
新しいモデルがでるんだったら、新しい方が欲しくなるよね。
そうなれば、ディーラーは現行モデルを売ることが非常に難しくなりますよね。
しかしディーラーは在庫を抱えたくないと思うはず。
そんなときどうするかというと、「在庫売り尽くしセール」を開催するのです。
在庫を多く抱えてしまうのであれば大幅値引きを行ってでも売りたいのは当たり前ですよね。
このような理由から、モデルチェンジ前のモデルは大幅値引きを狙いやすいのです。
まとめ
大幅値引きを狙いやすい時期についてご説明しました。
今回のお話を簡単にまとめると、
- 最も大幅値引きが期待できるのは3月の決算期前である2月の交渉
- 次いで大幅値引きが期待できるのは9月の中間決算期である8月の交渉
- 3番目に大幅値引きが期待できるのはボーナスの支給がある6~7月
- モデルチェンジ発表後の現行車種
になります。
以上の時期になると大幅値引きは期待できますが、交渉を持ち掛けなければ値引き額はありません。
おトクに車を購入するために、必ず値引き交渉を行いましょう。
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